どうしようもなく、自信がなくなる時がある。
農家として、自営業として、ひとりで立っていると、ふと心が折れそうになる時がある。
この記事を読み始めてくれたあなたにも、そんな時はありませんか。
何か大きな失敗をしたわけではない。
誰かに強く否定されたわけでもない。
それなのに、ふとした瞬間に、どうしようもなく自信がなくなる時があります。
売上が思ったほど伸びない時。
畑で思うように作物が育たない時。
書いた文章の反応が静かな時。
人との距離感が、うまくつかめなかった時。
そんな小さな出来事が重なって、急に足元がぐらつくことがあります。
「自分はこのままで大丈夫なのか」
「本当にこの道でよかったのか」
「そもそも自分に何かできるのか」
普段は考えないようにしている問いが、たまに顔を出してくるんですよね。
自信は、天気みたいなものかもしれない
農業をしていると、毎日天気に振り回されます。
晴れると思っていたら雨が降る。
雨だと思っていたら、急に晴れる。
風が強くて作業が進まない日もあれば、思ったより気温が上がって作物が一気に動く日もあります。
人の心も、それに近いのかもしれません。
昨日までは大丈夫だった。
昨日までは前向きだった。
昨日までは「まあ、なんとかなる」と思えていた。
それなのに今日になると、急に全部が不安になる。
昨日の自分が信じていたことまで、間違っていたように感じる。
これまで積み上げてきたものまで、急に頼りなく見えてしまう。
でも、それは自分が弱いからではなく、心にも天気があるだけなのかもしれません。
晴れの日だけが畑ではないように、前向きな日だけが人生でもない。
曇る日もある。
風が強い日もある。
急に冷え込む日もある。
そう考えると、自分を信じられなくなる日があること自体は、そんなにおかしなことではないのかもしれません。
自営業は、答え合わせが遅い
農業も自営業も、答え合わせがすぐに来ません。
種をまいたからといって、明日収穫できるわけではありません。
今日頑張ったからといって、明日すぐ売上になるわけでもありません。
とうもろこしなら、種をまいて、芽が出て、風に耐えて、雨に当たり、虫や病気を見ながら、ようやく収穫になります。
その間ずっと、
「これで合っているのかな」
「今年は大丈夫かな」
「ちゃんと実になるかな」
と、半分信じて、半分疑いながら進んでいます。
これは発信も似ている気がします。
記事を書いたからといって、すぐに読まれるとは限りません。
思いを込めた文章が、静かに流れていくこともあります。
逆に、自分では軽く書いたものが、誰かに届くこともあります。
結局、何がいつ届くのかは、自分では完全にはコントロールできません。
だから心が揺れる。
だから、急に自分が小さく感じる。
でも、それは何かに挑戦しているからこそ生まれる不安でもあると思います。
何も選んでいなければ、迷うことも少ない。
何も始めていなければ、失敗を気にすることも少ない。
何も積み上げていなければ、崩れる不安も少ない。
自信がなくなるということは、それだけ自分が本気で何かに向き合っている証拠なのかもしれません。
自信がない日も、畑には行く
自信があるから畑に行くわけではありません。
自信がない日も、収穫はあります。
自信がない日も、袋詰めはあります。
自信がない日も、納品はあります。
自信がない日も、草は伸びます。
畑は、こちらの心の状態を待ってはくれません。
落ち込んでいても、朝は来ます。
不安でも、作業はあります。
足元がぐらついていても、やることは目の前にあります。
でも最近、それが逆に救いなのかもしれないと思うことがあります。
考えすぎて動けなくなりそうな時でも、畑に出れば体は動きます。
収穫をして、袋に詰めて、車に積んで、納品に行く。
その一つひとつをやっているうちに、少しだけ心が現実に戻ってくる。
自信があるから動くのではなく、動いているうちに、ほんの少しだけ自分を取り戻す。
人生の多くは、たぶん自信満々で進んでいるわけではないんですよね。
少し不安なまま。
少し迷いながら。
それでも今日の作業をひとつ終える。
その繰り返しで、なんとか前に進んでいるのだと思います。
完璧な自信はいらないのかもしれない
昔は、自信がある人になりたいと思っていました。
迷わず決められる人。
堂々としている人。
何を言われてもブレない人。
そういう人に憧れたこともあります。
でも実際に農業を続け、自営業として一人でやっていると、ずっと自信満々でいることなんて、なかなか難しいです。
むしろ、自信がなくなるたびに、
「それでも今日は何をするか」
を考えることの方が大事なのかもしれません。
完璧な自信はいらない。
今日の作業をひとつ終える。
一行でも文章を書く。
誰かの投稿を読んで、少し元気をもらう。
温かいものを飲んで、早めに寝る。
それくらいでいい日もあると思います。
どうしようもなく、自信がなくなる時がある。
でも、そんな日があるからこそ、また少し立ち上がれた日が、自分の中で静かな証拠になる。
強くなったというより、今日もなんとか続けた。
それだけで十分な日もある。
中年独身農家も、いつも自信満々で畑に立っているわけではありません。
不安になったり、迷ったり、たまに心が折れそうになったりしながら、それでもまた次の日、畑に向かっています。
自信がない日もある。
でも、それでも続けている。
もしかしたら、それ自体が、いちばん静かな自信なのかもしれません。
そんなことを考えながら、明日もまた、少し泥のついた長靴で畑に向かうのだと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。これからも、畑で感じたことや、野菜づくりを通して見えてきた生き方の話を書いていきます。よかったらフォロー、無料購読登録してもらえるとうれしいです。
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どんなに成功しているように見える人でも、裏では悩んだり、苦しんだりしている姿を多く見てきました。
天気のようだ。本当にその通りだと思います。人も自然の一部。良い時もあれば悪い時もある。
お互い、上手く流れに乗って呼吸するように生きていきましょう🍀
どうしようもなく、自信なくなるなんて…毎日です笑
それでも継続ですね^_^